アウトプットを決めておく
僕が今、やってることの一つ。
「業務フローのつくり方」
を二回に分けて説明します。
業務フローは、
その業務のフロー(流れ)を書き出したものです。
A→B→C→・・・
こういった業務フローを考えるときの2つのポイント
(1) フローはだんだん細かくしていく (2) アウトプットを決めておく
「フローはだんだん細かくしていく」は
昨日のブログ「細かいところまで見る」に書きました。
今日は、(2) アウトプットを決めておく
について。
どこまでやるか?
ときどき社内で見られるこんな風景。
「これ、やっといて」 って部下に指示して外出した上司。 「夕方までにはできるよな?」 夕方、戻ってきたから指示した結果を確認して、 「できとらんやんか!?」「頼んだ通りやってよ!」
原因の一つが
どこまでやったらいいか、認識がずれてるから。
「調べてといて」
って言われたら、
「調べてメモっておこう」と部下。
「調べてまとめておくだろう」と上司。
こんなすれ違い。
アウトプット
だから、
「どこまでやるか」アウトプットを決めておきましょう。
ってことです。
僕の業務フロー
「ご相談」→「ヒヤリング」→「提案」→「契約」→ 「面談」→「行動支援」→「請求」→(ここは毎月繰り返す) 「契約終了」
- 「ご相談」は
- 「ヒヤリング」は
- 「提案」は
- 「契約」は
- 「面談」は
- 「行動支援」は
- 「請求」は
「ヒヤリングの日時を決める」ところまで。
「課題とか制約条件とか、提案用の情報を聞いてメモする」ところまで。
「ご契約の返事をいただく期限を決める」ところまで。
「互いに押印した契約書を交わす」まで。かな。
「その月に取っていただく行動を決める」ところまで。
「毎日いただく報告に返信をする」ところまで。
「請求書をお渡しする」まで。
これが大枠の業務フローのアウトプット。
ここまでやると決めているから、
「提案」を始めるときには、
「ヒヤリングのメモ」が手元にある状態で始められます。
「請求をお願い」って頼むと、
請求書を作って印刷して、お客さまに郵送するところまで
やってくれる。ハズです。
※今は自分でやってるので。
細かく分解した業務フローでは、もっと具体的に。
「提案日時設定」
担当者とお客さま、両方が1時間取れる日時を
確認し、双方に日時をメールする。
担当者のグーグルカレンダーに提案日時を入力する。
ここまでいくと、ほとんどマニュアルですね。
あいまいにしない
こういう「どこまでやるか」を、あいまいにしておくと、
お互いに都合よく考えるんですよね。
「相手がするはず」って。
「ここまでやるのが、普通だろう!?」
って言いたくなるけど、
あなたの普通と僕の普通は違います。
って話です。
お互いにストレスをためないように。
最初にちょっと頑張って、
(2) アウトプットを決めておく
やっときましょう。