分岐しないプログラム

条件式の続き

昨日のブログ「もしも明日が雨なら」で、
プログラムの条件式について書いた流れで。

if 暑さ > 30 
{
 エアコンをつける
}
else
{
 扇風機をつける
}

 

これは、
暑さが30を超えたらエアコンをつけ、
30以下なら扇風機をつける

というプログラムになります。

 

 

もう少し、プログラムよりに解釈を書くなら、

暑さ > 30 という条件式が
「真」ならエアコンを
「偽」なら扇風機をつける

ということになります。

 

if 真

ちょっと変更して、

if 真 
{
 エアコンをつける
}
else
{
 扇風機をつける
}

と書くと、

このプログラムは気温がいくつであろうと、
エアコンをつけます。
扇風機が付くことはありません。

こんなプログラムを書くこともあるんですけどね。

 

YESしか返ってこない

長々とこんなことを書いた理由は、

実際に、

この意味のないプログラムのようなことを
やっているケースがあるから。

 

「手順書をちゃんと見なさいよ!」
とか
「階段から落ちないようにね!」
とか。

 

手順書を適当に見ようとしている人はいませんし、
階段から落ちようと思っている子どももいません。

 

YESしか返ってこない質問、指示。
真しか存在しない条件式。

 

条件があいまいな時に生じがちだと思います。