業務の具体化
業務フローは
業務の流れを書き表すこと。
どこまでやるかを、決めること。
つまるところ、
業務を具体化することになります。
この具体化、
しやすい業務とそうでない業務があります。
具体化しやすいのは、
例えば、
だいたい工程が決まっている業務。
同じ工程、手順を繰り返す業務。
見積もりとか、請求とか、
決まった製造工程とか。
逆に、難しいのは、
例えば、
毎回変わる業務。
変わる現場、変わる相手、変わる注文。
感覚とか経験に頼る業務です。
難しい具体化
こういう業務は具体化が難しいんですね。
おそらく、普段から仕事をされている方、
ご自身が「具体化が難しい」とお考えのように思います。
この難しい業務も
一つ一つお聞きできたら分解できるんですが、
そこまで時間やエネルギーをかけられない場合は、 難しいということがわかればオッケーです。
その
「難しいこと」を
後輩に伝えようとしている。新人に指導しようとしている。
というふうに認識してほしいです。
「いくら言っても、できるようにならない。」
のは、
後輩や新人が使えないから、じゃなくて、 自分の教え方が悪いから、でもなくて、
それだけ難しいことだから、
伝えることはもっと難しいから。
その認識からスタートしてほしいです。