システムエンジニア
今月から、
久しぶりにシステムエンジニアをしていまして、
お客さまの業務分析を始めました。
社内の業務を4工程に分解して、
その入り口にあたる工程の業務フローづくりからです。
僕の業務フローづくりで最初にやることは
入口と出口の明確化です。
前工程から何を受け取り、後工程に何を渡すか。
この二つを、具体的なモノとして書き出します。
前工程と後工程
入口業務の場合、
前工程はお客さま、後工程は次の部署となります。
なので、
お客さまから何を受け取り、次の部署に何を渡すか、
ここから始めます。
(入力)→【業務】→(出力)
こんなふうに書きます。
さらにその【業務】を分解して、
(入力)→【業務1】→(出力1=入力2)→【業務2】→(出力)
部署内の業務の流れを分解して、
入力や出力と一緒に書き出していきます。
分岐したり、
(入力)→【業務1】→(出力A1)→【業務A】→(出力A2) ↘→(出力B1)→【業務B】→(出力B2)
合流したりすることもありますが、
(入力A)→【業務A】→(出力A1)→【業務2】→(出力) (入力B)→【業務B】→(出力B1)↑
それぞれの業務に必要な入力と、それぞれの業務で作られる出力は
必ず書き出します。
「確認」のように、一見すると出力が無い業務でも
(未確認データ)→【確認業務】→(確認済みのデータ)
となっています。
課題が見える
入力や出力を見ていくと、
- 同じ情報が複数の場所に存在したり、
- 同じデータを2回作ったり、
効率化できそうなポイントも見えてきます。
ここをどうやって解決するか、
システムにするのか、仕組みにするのか、
そこまで検討するのが「業務分析」です。
業務効率を改善したいときは現状の分析からです。
現状の分析は、
入力と出力で考えると見えやすくなります。
担当者からのヒヤリングもしやすいです。
「入力」と「出力」おすすめです。