「考えない」の構図

新人が最初に任される仕事は

リピートものが多い。

リピートものは過去にやったことのある仕事で、

入力もチェックも、あれもこれも既にやっている。

時間がかかるところをしなくていいから、

当然、加工も早い。効率がいい。

迷うところがない。から。

新人でもできる。

経験の浅い人に簡単な仕事を任せて、

ベテランさんには難しい仕事を任せる。

効率がいい組織の体制です。

お客さまのところでも

こんな体制で仕事をされています。

僕も同じ環境なら、絶対にそうします。

考察しました。

迷うところがないってことは、

考えるところがないってことですね。

リピートものは

あんまり考えなくてもできる仕事です。

だから、

リピートものができるようになったとしても

あんまり「考えた」経験を積んでないのでは?

それなのに、

リピートものをできる=仕事をできる

という誤解が生じているんじゃないか!?

リピートじゃない仕事を任せたときに、

時間がかかる。ミスをする。何度も聞きに来る。

「なぜ考えないのか?」とか

「いい加減自分で判断してほしい」とか

その原因は、

こういった構図にあるのかな?

というのが、気づきです。

まとめると、

効率の良い体制が

「新しい人が考えない」原因かも?

今週のひらめきです。

仮説です。

考えてるんだか、

悩んでるんだか。