課題解決を自分たちで進める

目次

社員研修

先日、第3回目の社員研修をさせていただきました。
 

生産性の向上をテーマにした研修で、

毎回、取り組むことを決めて、
やってみて翌月に振り返る。

この繰り返しです。
 

社長は参加せず、社員さんだけの研修です。
 

とはいえ、社長への報告はしますし、
事前の打合せもします。
 

今回、社長との打合せで、
この一か月の様子や、残っている課題をお聞きする中で、

「じゃ、今回の研修は
 『向こう一週間の細かい作業計画を立てる』
 こんな感じでやりましょうか」

って方針になりました。
 

午前中に細かい計画を立てて、午後からやってみる。
結果を振り返る。

これを一つのゴールとして。
 
 

方針変更

その設定で研修開始。

振り返りから始めて、
できたことや課題を共有。
 

その課題を解決するために、

「細かく作業計画を立ててみたらどうか?」

という提案をしたら、
 

一人の社員さんから

「細かい計画もいいけど、
 案件の進み具合をもっと細かく把握できるようにしたい。」

という意見があったので、方針返還。その意見を採用。
 

残りの研修の時間を、
進捗を把握できるツールの検討、作成に当てました。
 
 

研修の目的

研修の目的は
「生産性の向上」です。
 

この目的を達成するためだったら
より効果がある方法を採用すべきです。
 
「細かい作業計画」は他社での実績もあり、
ワークショップでも評価をいただいている、
効果を得やすい方法です。
 
 

でも、
本当の目的は
「生産性の向上を自分たちで継続できること」
 

だから、
実績のある与えられたやり方よりも、
自分たちで決めたやり方の方がよっぽど有意義。
 

と思って、方針転換。

そのあとは、
僕はそこにいて、皆さんの話し合いを聞いているだけ。

ときどき口をはさんで、方向修正とか具体化とか。
 

「自分たちで課題解決を継続できること」
こういう研修が理想です。