お客さまのところで、
生産性向上のための話し合いをしました。
来期から
年間10%の改善を目標にしています。
「現場以外の時間を減らす」
という項目を選んで、
「どこに時間をかけたら、
全体の時間が減るだろう?」
をヒントに話し合いをしました。
結果、
今は一人一人でやっている、最初の工程を
みんなでやってみたらどうだろう?
という仮説に至りました。
最初の工程にみんなの時間を使うけれど、
後工程での考える時間、
探す時間や用意する時間
ミスやトラブル対応の時間。
こういった時間を減らせるんじゃないだろうか?
という仮説です。
一度やってみることになったんですが、
もっとも気を付けないといけないのは、
「みんな」の中のベテランさんにとっては
あまりいい話ではない。かもしれない。
ということです。
今まで通りやっていても、
自分はそれなりの生産性でできている。
そこに、「他の人の最初の工程に付き合う」
という業務が追加されると、
自分の仕事が遅れるだけ。
そう思うのも当然の話。
だから、ベテランさんの負担にならないように、
今、使っている会議の時間を
仮説検証の時間に変えてみる。
新しい取り組みは
なるべく負担が少ないように。
今やってることに乗っけるのが
一番だと思います。
つい、
あれもこれもと積み上げてしまいます。
できる人ほど。