対話型のセミナーで気を付けていること

勉強会の進め方

社内で勉強会をする。
最初は座学になるが、
資料を配布して説明するだけでは伝わる気がしない。

(僕がいつもやっているように)
質疑をしながら進めたいのだけど、どうしたらいいか?

という質問をお客さまからいただきました。
 

質問への返事を整理して書きます。
 
 

一方的に伝える勉強会ではなく、

参加者とやり取りをしながら進める場合、
僕が大事と考えるポイントが2つあります。
 
 

目的と結論

一つ目は
「勉強会の目的をはっきりさせておくこと」
 

二つ目は
「やり取りの結論は決めておかないこと」
 
 

一つ目「勉強会の目的」
 
どう考えてほしいとか、
何をできるようになってほしいとか、

勉強会が終わった時に、
参加者にどうなっていてほしいかを考えておきます。
 

目的を明確にしておくと、
脱線しそうになった時に元に戻しやすくなります。
 
 

二つ目「結論は決めておかない」
 

やり取りをする際、

想定外の意見が出たり、
自分の思わない方向に結論が向かったり
することがあります。
 

その結論を決めていた場合、
それらの意見が受け入れられなくなります。
 

結論ありきの進行では
参加者にあまりいい印象を与えませんし、

そもそも、
やり取りをする意味がありません。
 
 

なので、結論は決めておかない。
 
 

まとめると、
僕が参加者の意見を聞きながら研修をするときには、

目的は決めておきます。結論は決めません。
 

ということを意識しています。