セミナーでの一コマ。
参加者の方から課題を洗い出していただいて、
状況などをお聞きして、
さて、どこがポイントだろう?
って探すんだけど、
なかなか見つからなくて。
ゆっくり話を聞いたら見えてくるものもあるんだけど、
時間が限られているセミナーではなかなか厳しい。
探そう探そうとするから余計に見つからないのかもしれない。
ここがつながらないとか、
そこが矛盾しているとか、
そういうことに気づけるかどうかが大事になりそう。
ないことに気づく
昨夜、
NHK 総合診療医 ドクターG
を見てて思ったこと。
※※※※※引用ここから※※※※※
病名推理番組「総合診療医ドクターG」。
大好評の特別版・第二弾。医療監修の松村医師が、
過去に放送した番組のポイントや意味を解説。
ドクターGの思考回路を解剖する。
※※※※※引用ここまで※※※※※
昨日の放送では、ある臓器を摘出した患者さんの話。
詳しくは上記のリンクを参照。
CTで病巣を見つけようとするんだけど、
なかなか決定的な手がかりを見つけられない。
実は、「あるはずの臓器がない」ということが重要な手がかりだった。
「あるはずの病巣」を見つけようとすればするほど
「ない臓器」に気づけなかった。
「ある」という思い込みが
「ない」ことを遠ざける。
僕は思い込みが強いので、
「ないかもしれない」という視点も大事にしよう。