三つ子の魂

「一年の目標は

 『気持ちのよい挨拶をしよう』

 やろ!!」

「『大きな声で』な!!!」

朝、通学中の小学生の列から

こんな声が響いてました。

集団登校の班長さんでしょうか。

通学路を見守る方から挨拶があって、

返事をしない班員がいたのでしょうか?

たぶん、班長さんは

大きな声で挨拶をしているんでしょうね。

だから、挨拶をしない班員が気になるのかな。

という状況を想像しました。

ここからも想像ですが、

一年中、

「気持ちの良いあいさつ」

と声をかけてきたのかどうかはわかりませんが、

一年間、班長として一生懸命にやってきたんでしょう。

今、声をかけているということは、

まだまだ挨拶をしてくれない班員が多いのかな。

1年生から6年生まで、

一緒に登校するのをまとめるわけですから、

班長さんは大変だったことと思います。

僕が小さいときにも、

年長の小学生が小さい小学生たちに

「言うこと聞かせる」

そんな場面をたくさんありました。

大人になって、

どうやったら言うことを聞いてくれるのか?

どうやったら自分から動いてくれるのか?

そんなことで悩んだりしますが、

小学校のころから

こういう言い方が当たり前だったんですね。

こういう言われ方が当たり前だったんですね。

悩みの根っこは

こんなところにあったのか!

なんてことを、

小学生から教えてもらいました。

小さいころから

いろんな習慣を身につけていきます。