そんなに軽くない

昨日のブログで書いたんですが、

僕はプロジェクト管理者をしたことがあります。
その関連で、思い出したことがあったので。

それなりにプログラマーとしての年数もたって、
古株になってきて、

僕にプロジェクト管理の役目が回ってきました。
※6年目ぐらいだったかな。

引継ぎというか、指導というか、あったかなぁ?

プロジェクト管理者として最初にやったことは
見よう見まねの、進捗管理でした。

立てた計画の通りに作業が進んでいるか?

プログラムなら行数、
テストなら項目数と摘出不良数。

こういった数値を拾い上げて、ツールに入力して
出力して確認して、上司に報告して。

プロジェクト内での会議をして、
報告や問題点の対策や、話し合いや。

さらには、
お客さまへの工程報告資料をつくったり、
遅延の対策を考えたり。まとめたり。

管理者として、そんなことをやってました。

で、工程会議の日を迎え、

気が付くと、自分の開発が進んでませんでした。

できると思っていた作業量だったんですけど、
進捗はゼロ。

僕の工程だけ遅延が目立ってて、

お客さまからもご指摘を受けるという始末で、

ちょっとがっかりというか、
ふがいなくて落ち込みました。

でもたぶん違います。

開発業務に当てる時間がなかったんです。

管理の仕事を甘く見ていて、
開発を自分にも割り当てたのが間違いだったと思います。
工程管理のイメージ図
管理という役割、

そんな負担が少ないものではないです。

だから、

「普段の仕事のついでに管理」というのはやめた方が
いいんじゃないかと僕の経験から。

同じことが
「普段の仕事のついでに教育・指導」にも言えるかな。

管理や教育どれだけ負担がかかるか、
しっかり見極めておいたほうがいいかと思います。