マジックと哲学
ここ2,3年、マジックや哲学を学んでいます。
直接コンサルタントの仕事にかかわらない学びです。
たまたま、古典教養大学の宮下学長と知り合うきっかけがあって、
マジックにはまり、
そこからの流れで、哲学にもどっぷりとはまっています。
この、マジックと哲学には、
僕がコンサルタントとして提供する「課題解決」との共通点を感じています。
マジックも哲学も
僕たちが目にしているものは「完成形」です。
今後、さらに改良がくわえられるかもしれませんが、
現段階で完成形といっていいと思います。
マジシャン
マジックは何人ものマジシャンが
一つのお題に手を加え、改善をし続けて、今の形になっています。
「どうやったら自然に見えるか?」
「どうやったらより感動を届けられるか?」
このようなテーマで、何年も何人も、
思考と改善とを繰り返して今の形になっています。
だから、
完成されたマジックには、とても「美しい」工夫があります。
哲学者
哲学は
世の中にある矛盾や課題を解決するための考え方である
というのが僕の認識です。
哲学者自身の経験や体験をベースに
思考や整理、実行を繰り返して体系化されて、
今、目にすることができる理論になっています。
中には、理解が難しい哲学もありますが、
その哲学者の生い立ちの中に
その理論が作られた理由を知ることができます。
その理由から思考や工夫が発生しています。
今見えていること
そこには、理由、原因、背景があります。
この点で、
マジックと哲学と課題解決は共通しています。
課題を解決する人
なので、
課題解決にも、必ず解決方法があるはずなんです。
課題に取り組む、その人にとっての「美しい」解決方法が。
その課題が生まれた背景や理由、
取り組む人の体験や経験が
解決のヒントになると信じています。