なぜ?
例えば、
「営業の成果が上がらない」
という課題があって、
「なぜ、成果が上がらないか?」
と聞かれると
-
・営業に行く時間がない
-
・営業先でうまくしゃべれない
-
・営業が苦手
みたいな具体的な答えが返ってくるでしょうか?
あるいは、
-
・会社の方向性がわからない
→どういうお客さまを訪問すべきかわからない
-
・営業しても社内でさばけない
みたいな大きな、抽象的な答えが返ってくるかもしれません。
課題の分析が難しいと感じるのは、
具体か抽象に偏った答えが返ってきがちだから。
納得の分析
こういう答えが返ってくる理由。
具体的な答えは
自分ができていないこと。
抽象的な答えは
誰かがやっていないこと。
こんなふうに感じます。
上手に課題分析を進めると、
抽象と具体がつながります。
結果、
「誰か」ではなくなって、
構造的な課題、思考的な課題に変わります。
そこに納得が得られて、
解決しようという気持ちが生まれる。
課題を分析するのも、解決するのも
当事者しかできません。
納得してもらって進めるのが一番です。