伝わらない報告

進捗報告

何人かでシステム開発をするときは、
事前に開発担当を決めて、
担当ごとに規模の見積もりをします。
 

納期が決まっているので、
毎日の開発量は規模を日割りして決めます。
 

その上で、毎日の進捗会議で、
一日の開発実績や累計での開発実績を報告してもらっていました。
 
 

| 今日の実績:100件
| 累計件数:550件(6日経過)
| 目標件数:1000件(10日間)

みたいに。
 

この報告は、目標とリンクしていて、
報告を受ける側としては進捗を把握しやすかったです。
 
 

ずれた報告

目的とずれていると、
毎日報告をもらっていても不安になります。

| 〇〇をやりました。
| △△がわからなかったので、××さんに聞きました。
| 目標件数:1000件(10日間)
 

こういう報告では、
行動内容はわかるのですが、
進んでいるのか遅れているのか把握できません。
 
 

報告者が実績を把握できていない
報告すべきことを理解できていない

など、
担当者、管理者のどちらにも課題が考えられる状況です。
 
 

もったいない報告

ごくたまに、
よい実績で進んでいるのに、
わかりにくい報告を受けるケースがありました。
 

いい結果をだしているのに、順調に進めているのに、
正しく伝わらなくて、管理者を不安にさせる。
 

とってももったいないケースです。
 

こういうとき
担当者を褒めたくても褒められません。

本当にもったいないです。
 
 

担当者、管理者がどちらも安心できるように、

目標と一致するように
報告することを決めておくべきです。