見積もりは安全に

工数の見積もり

システム開発のプロジェクト管理をやっていたころ、

・規模が大きいとか
・開発内容が複雑とか

開発工数の見積もりが難しいことがありました。
 

※僕の見積もりの技量では難しい開発でした。
※できる人は普通にやってました。
 
 

こういう時は、
開発対象を見積れる大きさに細かく分解して、
それぞれの開発工数を見積もっていました。
 

で、それぞれの見積もり工数を足して、
何割かの安全率を掛けて、
全体の見積もりとしていました。
 

見積もりのクセとか、そういうのも考えて。
安全に安全に。
 

僕は見積もり下手で、
僕の見積もりは、実際の工数の半分ぐらい。

というクセがあったので、
安全率を2倍にしてました。
 
 

安全率

まあ、それはいいとして、
 

安全率って考え方。
 
 

僕は、まず、
対象を分解して、部品ごとに見積もり。合計。
 

それから、
どれぐらいあいまいな要素が残っているかを検証。
 

あいまいな度合い、見積もりのクセに合わせて、
安全率を設定。
 

あいまいな時は、安全率を多めに。

あるいは、あいまいさをなくすため、
プロトタイピングなどの手法を選ぶ。

こういうふうに教えられてきました。
 
 

あいまいな時、わからないときは
安全率を高めに。

それが鉄則です。