目標設定
「その目標は、
本当にお客さまのためになっているのか?」
先日、やらせていただいた社内研修で
すごく心に残った一言です。
研修の目的は
「今期、部署ごとに設定した課題改善を進めること」
そのために、
参加された方々がPDCAを回せるようになること。
意見を出しやすくなる手法、整理してまとめる手法
振り返りや目標設定の手法
体験を通して、
自分たちで目標を設定し、やることを計画、実行できるように。
それが研修の目標です。
その目標は?
とても活発に研修が進み、
意欲的な意見も多く出て、
次回までの目標を話し合っていたときに、
冒頭の言葉。
「その目標はお客さまのためになるのか? 次工程や前工程の望むことに応えられる目標なのか?」
「部署ごと」の目標にこだわるあまり、
前後の工程を担当する部署のため、
ひいてはお客さまのため。
という視点が失われていないか?
研修中、僕自身も見失っていた視点で、
ハッとさせられました。
会社全体の目標
その言葉をきっかけに
自部署だけの計画ではなく、
他部署の要望に応える自部署の計画。
と変わっていきました。
そもそも、その目標は何のためにあるのか?
目標設定にこだわると、
忘れてしまいがちなことです。
視野が広がる一言でした。