見守ること

羽生善治さんの言葉

「全ては自分自身で気づかなくては

 ダメだということなんですね。

 ヒントのようなものをあげても

 最後に解決方法を見つけるか見つけないかは

 その人本人にかかっている」

「永世七冠」という本の

紹介サイトでみました。

すごいなと思うのは

「その人本人にかかっている」

この部分。

ここが核心なのかな。

と思います。

気づく→考える→やってみる→成長する

 →気づく→・・・

成長の構造はこうなっているんじゃないでしょうか。

最初は「気づく」。

そのきっかけを与えることが指導者の役割であると。

羽生善治さんの師匠、二上達也九段は

積極的に教えることをせず、

周囲にも「見守ってやってくれ」と言っていた

そのように

同書に書かれているようです。

師匠にできる最大のことは

「見守ること」

育成とは、

きっかけを与えて、

「信じて待つこと」なのかなぁ。

そして、

そこまで辛抱して待っても、

「その人本人にかかっている」

道は遠い。

何を見守っているのかな?

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