トイレットペーパーが長くなったら

一辺が5cmの立方体。

体積は

5cm×5cm×5cm=125立方センチメートル。

体積が同じ直方体で、

底面積を5分の1にすると高さは25cmになります。

例えば

1cm×5cm×25cmの直方体。

この時、表面積がどうなるかというと、

立法体は

5cm×5cm×6面=150平方センチメートル

直方体は

1cm×5cm×2面+1cm×25cm×2面+5cm×25cm×2面

=310平方センチメートル

150と310ですからおよそ2倍ですね。

高さが5倍になるので、見た目がだいぶ変わります。

表面積も5倍になりそうに思っていたのですが、

そこまで大きくならないんです。

2cm×2.5cm×25cmの直方体だと。

2cm×2.5cm×2面+2cm×25cm×2面+2.5cm×25cm×2面

=235平方センチメートル

1.5倍ぐらいですね。

意外とそんなもんなのか。

先週のお客さまとの話で気が付いたんです。

うちのトイレットペーパーが

250mぐらいのに変わったんですね。

それまではシングル50mの。

巻いている状態での体積は一回りか二回り大きいぐらいで、

紙が薄くなっています。

一巻きあたりの値段は4倍ぐらいになるみたい。

長さが5倍で、体積が2倍としたら

いったいどれだけ薄くなったのかなぁって。

いろんなお得感があるもんだなあって。