水の流れはどう変わるか?

映像を文章での説明を試みるシリーズ。

NHK Eテレ「考えるカラス」で

蒼井優さんが説明していた課題から。

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500mlのペットボトルに水を入れて、

側面の下の方に小さな穴をあけると、

穴から水が真横に噴き出します。

出てきた水は重力に引っ張られるので、

下向きの放物線を描きます。

ここまでが前提。

さて、この、

水が出ている状態のペットボトルを

立てた状態のまま高いところから落としてみると、

水はいったいどうなるでしょう?

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できるだけ伝わるようにと説明してみましたが、

いかがでしょうか?

※ここまでは伝える練習でした。

動画がありました。

NHK 「考えるカラス」第13回

scene 5 が文章で伝わったでしょうか?

続けて、

答えの選択肢がありました。

(1) 上向きに出る(上向きの放物線に変わる)

(2) 真横に出る(水の向きが真横に変わる)

(3) 下向きに出る(下向きの放物線のまま変わらない)

ここまで聞いて、「答えは (2) だろう」って考えました。

いろいろ理屈を考えても、(2)で合ってそう。

「(2) しかない!」ぐらいの勢いで。

そしたら、

「(4) 水は・・・」

って、4番目の答えが出てきて、

「えっ!?」

ってビックリしました。

水の出方は上中下の3つまで。

という意識があって、

(2) が答えだから、もう、終わり。

そう思っていたのに、

(4) 水は出なくなる

想定外の選択肢がでてきたから、

ビックリして、

最初から問題を考え直しました。

思い込んで、

これしかないという意識では、

それ以外に選択肢があることを考えもしないんですね。

こういう、

想定外の選択肢。

僕も提供できるようになろう。

考えるきっかけをどんどん提供していこうと。

決意するきっかけになりました。

想定外の効果、すごいです。