昨日食べたカニの話

「もう一度、経営指針づくり」勉強会を

豊岡市竹野にて開催しました。

会場は「海の音」さん。

勉強会の後、そのまま宿泊したんですが、

その名の通り、ずっと

波の音が響いていました。

さて、今日書きたくなったことは、

勉強会自体ではなく、

「漁師さんがカニをとっているところを見たら、

 カニを安く売れないようになった」

海の音の宮崎さんから聞いた、こんな言葉。

実際にどんなふうにカニ漁をしているか。

今年、知り合いの船に乗せてもらったんだそうです。

その現場を見てしまったら、

安く売ろうと思えなくなった。

それほど漁は大変で、危険だった。

僕も懇親会にカニをいただきましたが、

心して食べました。

美味しかったです。

という話ではなくて、

そのプロセスを

見ていただく効果というのでしょうか。

どれだけ苦労しているか。

どれほど危険な現場か。

どれほど難しいことか。

お客さまや売り手に見ていただく、感じていただく。

そんなところに価値=価格のヒントが

あるんだなと感じたので。

普段から当たり前にやっていることを

見てもらうの、いいかも。