答えを知ってる人

要望

とあるところでの打ち合わせ。
 

参加していたお一人から、

これこれこういう情報が欲しいんだ。
なぜ、この結果になったか、分析してほしいんだ。

という要望がありました。
 

その方は、
その情報のいちばん近くにいそうな方。
 

その方からの
「なぜ、こんな結果になったのか?」

という質問だったので、
 

ご自身で、この答えはだいたい把握されていると
思っていたんです。

そのうえで、質問をされている。
 

 

つまり、
質問の相手を試しているのかな?と。

そう解釈していました。
 

質問をされたときの口調とか、
普段の関係性とか

そういうところから、

自分が把握できていることだから
相手の方も調べたらわかるはず。

みたいに思ってらっしゃるんじゃないかと。
 

誤解

後で、よくよく話を聞いてみたら、

答えを把握されている

というのが僕の誤解で、
当人が一番その答えを求めていらした。

ということがわかりました。
 

答えを知ってると思ってた人が
いちばん答えを必要としていた。

そういう誤解をしていた。

このことが僕の心に残ってて、
今回の文章を書いたんですが。

考えてみると、
他にもいろいろ当てはまる状況があると思います。
 

「△△さんはやり方を知ってるはずなのに、
 教えてくれない」

「○○さんは前にやったことがあるはずのに、
 僕には教えてくれない」
 

その前提のところ、
思い込みや決めつけのところ、
違うかもしれません。
 

つい、やってしまいますが、
気をつけたいと思います。