あたりまえをどうやって見直すか

今日はタイムマネージメント講座の第2講。

第2講は「時間を知る」。

第1講で洗い出したすべての業務に
どれぐらい時間がかかっているか机上で計算してみる回。

机上の計算では、理論値というか、理想値が見つかる。

「これぐらいでやれているはず」
「これぐらいでできるはず」

実際の業務時間と異なる結果になることが多くて、
そこにはいろんなヒントが隠れている。

だから、「業務」と「時間」を見える化する。

たまに、計算値と実績値が一致する人がいる。

講師泣かせのこんな人は、
ご自身の業務を細かく分解できている方に多い。

細かい業務レベルで時間を見積もることができるから計算値が実績値と一致する。
自分がいつ何をしているかも把握できている。

たとえば、

●「カレーを作る時間」

●「野菜を切る時間、肉を切る時間、肉と野菜をいためる時間、なべで煮る時間、
 ルーを投入してもう一煮込みする時間、炊いておいたご飯と皿に盛り付ける時間
 の合計」

どっちが正確な時間を得られるか。

プロのシェフやベテラン主婦になると「カレーを作る時間」で正確な時間を算出できる。
何度も何度もカレーを作ってきて、手順が完成されているから。

では、
どっちが改善のためのヒントを得やすいか。

おいしく作るためにもう少し煮込みたいけど、調理時間は延長できない場合。

完成されていると思っていても書き出してみると案外見えるものがある。
第三者の意見ももらえるしね。

そんな感じの第2講。
楽しみ。