魔法大学
魔法大学に通っています。
習っているのはマジック。
マジックのテクニックというよりは、
マジックのつくりを学んでいます。
今、授業で選択しているのは、
「奇術学部」
学長が披露するマジックを見て
どういうつくりになっているかを考えて
再現する。
という授業です。
結果を見て、
原因を論理だてて分析し、
再現方法を見つけ、やってみる。
こんな流れです。
これ、面白いです。
再現
かれこれ3回ぐらいやってますが、
100%再現できたことはありません。
必ず一手間。
すごいテクニックじゃないんですが、
一工夫が加えられていて、
それが
マジックをとても自然に見せることに
つながっています。
その、地味な、シンプルな
それでいて、マジックを魅せるうえでの大切な一手間。
これに気づけないんです。
長い長いマジックの歴史の中で、
より自然に見せるためにはどうしたらいいか?
マジシャンたちが考え抜いて加えられた
一手間なんだと思います。
一手間を加える
こういう一手間に気づけるように、
そして、
自分も一手間を加えられるように。
自然に課題に気づけるように、
課題を解決しやすくなるように。
そんなことをマジックを通して学んでいます。
面白いです。