先を読むために

金曜日の読売新聞の朝刊に載ってました。

藤井聡太七段のインタビュー記事。

「先を読む力」

リンク先に紹介文がありますが、

僕は本紙から引用させてもらいます。



「『答えのない』序中盤で『先を読む』ために、

 何をどう考えていけばいいか?

 アマチュアにアドバイスなどはありますか?」

引用したかったのは、

この質問への藤井七段の回答です。

形勢判断を磨きたいということであれば、

 感覚で判断していたものを

 少しずつ言語化してみたらどうでしょう。

 『玉が堅いからこちらが有利』とか

 『駒損だからこちらが不利』とか。

 言葉にすることで判断の精度が高まるのではないでしょうか。


答えのない状況で、

先を読もうと思ったら、

「ずっと感覚でやるのではなく、言語化してみましょう。」

ということでしょうかね。

将棋の上達のための回答ですが、

置き換えができそうです。

先の見えない会社の5年先を読もうと思ったら、

言語化してみる。

先の見えない子どもたちの未来を読もうと思ったら

言語化してみる。

先の見えない・・・・

感覚のままにしておかず、

言語化する。文章にする。口にする。

をしていくと、

少しずつ先を読む精度が高まるのではないか。


最初は「形勢判断」

今現在を分析するところから。

かな。

言語化を繰り返すことで、

精度が高まるとともに、

少しずつ遠い未来が見えてくるのかもしれませんね。