部下の成長
お客さまとの話の中で、
「部下がどうやったら成長するか?」
と聞かれて、
「あなたがいないことでしょうか?」
とお答えしたことがあります。
責任を負うときが、一番成長すると思うからです。
何とかしてくれる
よくできる上司の下では、
どうしても上司に依存する気持ちが出てしまいます。
何かあっても、上司が何とかしてくれる。
初期の成長のためにはとてもありがたい環境です。
ですが、
ある一定のところで成長が止まってしまうことが多いです。
この環境にずっといたら、上司に依存する気持ちが強くなるので、
なかなか上司を越えてくれません。
中には、新しいことにどんどん挑戦して、
上司の思いもよらない成果を上げる部下もいますが。
責任を負う
自分で責任を負って、
自分で判断をして、自分で決める。
で、やらかしてしまったときに、
自分で判断して後始末をする。
僕は、こんな環境にいたときが一番成長したように思います。
すべて任せて放り出す。
上司のいない環境ですべてを判断させる。
「考えて決める」という経験が必要な段階にきたならば、
上司はいない方が成長します。