今、75歳以上のドライバーには
認知機能検査というのが課せられているんですね。
運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が
75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に
認知機能検査を受けなければならないこととされています。
検査の結果によっては、
いろいろと手続きを踏んだうえで、
免許の取り消しや停止になることもある。
そんな制度のようです。
詳しくは上記のリンクからご確認ください。
今回、知人がこの検査を受けまして、
どんな検査か、どんな人が受けているか、
いろいろ話してくれました。
その話を聞いて感じたことを書きます。
検査終了後、採点が行われ、その点数に応じて、
「記憶力・判断力が低くなっている(認知症のおそれがある)」、
「記憶力・判断力が少し低くなっている(認知機能の低下のおそれがある)」、
「記憶力・判断力に心配がない(認知機能の低下のおそれがない)」
と判定が行われます。
こんな説明があって、
さらに、
知人の行った会場だけかもしれませんが、
「得点が○○点以下の場合は、
一度病院で検査してみましょうね」
みたいなことも勧められるとか。
ちょっとね、不謹慎かもしれないのですが、
この制度、いいなぁと思いました。
僕の両親も高齢になってきて、
いろいろ心配になることができてきたんですよね。
でもなかなか、
「認知症の検査を受けてみたら?」って言えなくて。
だから、
「お上が代わりにやってくれる」
というシチュエーションはありがたいんです。
受けないといけない方々にとっては
「わしらを認知症扱いしやがって!」
みたいな感情もあるでしょうけど。
でも、
本当に申し訳ないんですけど、
高齢者の身内にとってはありがたい制度じゃないかなぁと
感じた次第です。
本来の目的は
認知症が原因となる事故を減らすための制度なんでしょうけど、
僕にとっては、
言いにくいことを代わりにやってくれる制度
だったりします。
助かります。