伝説のプロジェクト

金曜日は
タイムマネージメント・エピソード。

3個目のエピソードは昔取った杵柄のIT業界から、
「伝説の」と冠されるプロジェクトをご紹介。

それは、
NTT docomoのiモードの基盤開発プロジェクト。

iモードのサービス開始は、今から14年前の1999年2月。
1年余りで利用者が急増し、2000年の春ごろから全国規模でトラブルが発生。

利用者も、docomoも
「何とかしてくれ」
状態。

んで、ここからが伝説の始まり。

たった2年で、
新しい基盤 CiRCUS を開発して、テストして、移行して、
サービスを開始させてしまった。
しかも安定稼動。

あまり何がすごいかわからない?

まず、2年っていう期間。
んでもって、安定稼動。

ものが違うので比べたらダメかもしれないけれど、
2004年のスルガ銀行の新システム開発では、期間を4年としてました。

しかも、開発がポシャってしまって、
請け負った会社と裁判になってたりしてます。

それだけ、短期間で安定稼動するものを作るのは難しい。
東証とか、JAL、JRのシステムトラブルもたまに報道されているぐらい。

しかも最後の移行作業、
分刻みで計画が立てられていたっていうから、すごくない?

リンク先見れるかな?
鳥肌たつよね。

日々の行動を習慣化していくのもタイムマネージメントなら、
短期のプロジェクトをきっちりと遂行するのもタイムマネージメント。

今日は後者のご紹介。
IT業界の「伝説のプロジェクト」でした。