見つけたもの

例会

先日、
中小企業家同友会北はりま支部1月例会がありました。

座長という役をさせていただきました。

座長というのは
報告者の紹介をしたり、会の最後にその日のまとめをしたり。

けっこうな大役なんです。

僕は通算4回目なんですが、
なかなか慣れるものではありませんね。

 

 

どこに向かうか?

この日の話は、
鉄工所の社長さん。

 

技術一辺倒だった社長が、
退職した社員から
「この会社どこに向かっとんかわからん!」
と言われての、その後。

そう言われて変わった。
なら話は早いのですが、そんな簡単な話ではなかったようです。

 

それでも、
あれをやり、これをやり。

あれをやり続け、これをやり続け。

 

そうしているうちに
今の社員から
「今、うちの会社の向かっている方向がわかる」
「社長は僕たちのことを見てくれている」

と言われた。

わからないながらも続けたことを
社員は見てくれていた。

そんな話かな。

ちょっとウルっときました。

 

足らず

いつも。

こういう例会に参加すると、
何か足りないものが見つかって、
「これをやろう!」「あれをやらなきゃ!」
って気持ちになります。

 

それはそれでいいんですが、

今回は
やり続けたことが結果として

社長が変わっていたという話。

 

だから
「足らず」を見つけるんじゃなくて、
「足りている」を見つけるのもありじゃないかと。

そういうメッセージを
座長のまとめとして話しました。

さて、どんなふうに伝わったか。