藤沢周平「密謀」
年末年始は図書館がお休みで、貸し出しは3週間。
分厚い本を借りてきた。
藤沢周平さんの「密謀」
作者で借りた。
中身は上杉景勝と直江兼続。
関が原まで。
覚えているのは直江兼続から石田三成への言葉。
「世の動き人の心が見えすぎる」
「周りはおそらく、半ばほどにしかものが見えぬ」
「鈍い周りに腹を立てて、真実はこれぞと示したくなる」
「たび重なると孤立するぞ」
「それでずいぶんと損をしておる」
「鈍い(と決め付けている)周りに(勝手に)腹を立てて、(自分の中での)真実はこれぞと示したくなる」
そんな自分に気をつけよう。