誰かのために

目次

「奏」という漢字

文化庁のホームページに
いろんな語句の公式解釈?が掲載されています。
 

「奏」という漢字の下の部分がは
「天」か「夭」なのか?
 

という論争がわが家で起こったときに、
ググったときに見つけました。

※子どもたちは「天」大人が「夭」を主張していました。
 
 

「問題になることの多い漢字」

Q48 「奏」の下の部分の書き方
「奏」という漢字の下の部分を「夭」で書いたら誤りでしょうか。

誤りではありません。「天」の下の横画を長く書く形だけでなく,上の横画を右から左に
はらって「夭」のように書かれる場合もあります。

 

「夭」の方は昭和10年ごろ、文部省の活字として用いられたとか、
古い辞書は「夭」になっているものもあるとか。
 

誤りではないけど、
どちらかと言うと子どもたちが正解。

漢字テストでは「天」を書きましょう。
 
 

情けは人のためならず

同じく文化庁のサイトに
「情けは人のためならず」の解釈も掲載されています。
 

文化庁月報平成24年3月号(No.522)
連載 「言葉のQ&A」

問1 「情けは人のためならず」は,本来どのような意味なのでしょうか。
答 「情けは人のためならず」とは,人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。

 

「情けをかけておけば」というあたり、
思ったよりも、利己的な表現という感じがします。
 
 

人のため

こちらをググったのは、
先日のある人との会話から。
 

「誰かのために動く人」
「自分のために動く人」

がいて、
 

「誰かのために動ける人は強い」
んじゃないだろうか?

というような話をしました。
 
 

そのあといろいろ考えて、

僕は
「誰かのために動きたい自分のために動いている」

とか、ぐるぐると思考が堂々巡りして、
 

「情けは人のためならず」

にたどり着いた感じです。
 
 

なんていうのかな。

「情けは人のためならず」だから
誰かのために動く。

という人よりも、
 

自然と誰かのために動けている人が
いちばん強い人のように感じます。