Xalps
世の中には面白いレースがありますね。
NHKのBS1で放送してました。
「風をつかめ!ヨーロッパアルプス大縦断レース」から紹介文を引用すると、
パラグライダーで風を掴み、オーストリアからモナコまで、
ヨーロッパアルプス1200kmを越えてゆくX-ALPS。
タイムリミットは12日間、
頼りになるのは自らの脚とパラグライダーのみという
過酷な冒険レースだ。
すっごい面白かったです。
風のある時は、パラグライダーで進み、
風がない時は、足で。走ったり歩いたり、登ったり。
上昇気流をいかに捕まえるか、
パラグライダーでどれだけ距離を稼げるか。
こういった
天気読みや戦略性も必要なレースでした。
体力やスピードだけの勝負じゃないところが
とても好みです。
3位争い
ドラマは、
3位争いにありました。
結果がこちらで公開されていますが、
3位は同着。
1200km進んで同着は普通はあり得ないでしょう。
10日目の夜、
残り100kmの地点にたどり着いていた
3位と4位の二人は、
順位を争うのではなく、
二人ともゴールをするために協力することを選んだ。
一方は飛ぶ技術を、一方は地の利を、
力を合わせることで、二人とも同時にゴール。
途中アクシデントがあったが。。。
ドラマのようでした。
とても面白かったです。
競うのではなく
3位を争ったらどちらもゴールできないかもしれない。
相手よりも上に行くのではなく、
二人ともが上に行く。
11日間、競ってきての、
二人の結論。
本気の極限のその先。
僕の語彙で表現をするなら、こんな感じでしょうか。
とても、面白かったです。