少子化
先日、ある方との話の中で、
「子どもの数が減っているんですよ!」
って聞きました。
「だから、自分はこんなことをしたい」
と、話が続いて、興味深く聞きました。
「そうだよなー、減ってるよなー」
って思いながら聞いていたんですが、
「今年の成人は120万人。小学4年生(10歳児)は105万人。
新生児は80万人。」
具体的な数字を聞いたときに、
なんか「やべっ!」って感じました。
総務省が公開しているデータによると、
- 0歳:837(千人)
- 10歳:1,063(千人)
- 20歳:1,242(千人)
となっていまして、
それを見た瞬間に、
「20年間で三分の二になるじゃないの!
本気でヤバイ?」
って感じたわけです。
「減ってるよなー」程度の感じが、
三分の二という数字で、現実感が増しました。
少子化がえらい勢いで進んでいます。
自分の数字
でも、ぶっちゃけると、
僕の周りで何がやばくなるのか、よくわかっていません。
少子化の実感はありません。
僕の仕事に直接的な関わりが見えないし、
子どもたちが学ぶ環境も変わらない感じだし。
人口が三分の二になるってことは、
いずれ、購入者や利用者の数が三分の二になる!
みたいなことはわかりますが、
僕のお客さまのお客さまのお客さまに影響しそうな話。
僕にはよくわからない。
僕にとって、
「日本、やばいかも!!」「でも、自分はやばいの??」
という感じです。
数字を見せられる。
「やばい!」って思う。
「やばいけど、自分には関係なさそう」
会社の数字を見てもらったときにも。
おそらく、こう感じている人の方が多いでしょう。
それを自分の数字として感じてもらうには?
これは難しい。
僕が少子化を自分事と感じるようになるのと
同じプロセスが必要になるでしょう。