確率と期待値の計算

目次

計算・試算

ちょっとした計算を。

今後の見通しを立てるときに、
いろんな計算をしてます。
 

今回は、
お客さまの数と影響の受けやすさの関係。
※三本柱があると安心。という話をよく聞くので。
 

計算条件

  • お客さま数  :1社から3社
  • 影響が出る確率:50%
  • 影響の大きさ :50%の受注減

 

お客さま1社につき、50%の確率で50%売り上げが減る。
という状況を想定しています。
 
 

何本柱?

  • お客さまが1社のとき
  • 売り上げを維持できる確率は50%。
    売り上げが50%になる確率が50%。
     

  • お客さまが2社のとき
  • 売り上げを維持できる確率は25%。
    売り上げが75%になる確率が50%。
    売り上げが50%になる確率が25%。
     

  • お客さまが3社のとき
  • 売り上げを維持できる確率は12.5%。
    売り上げが83.3%になる確率が37.5%。
    売り上げが66.7%になる確率が37.5%。
    売り上げが50%になる確率が12.5%。

 
 

計算式は書ききれないので一例だけ。
 

・お客さまが3社のとき
売り上げが83.3%になる確率が37.5%。

売り上げが次のようになる確率の合計を求めます。
A社100%、B社100%、C社50%→12.5%
A社100%、B社50%、C社100%→12.5%
A社50%、B社100%、C社100%→12.5%
合計37.5%
 
 

で?

受注が何パーセント減るか、
それはどれぐらいの確率で発生するか、

それはいろんな事情で変わるので、あくまで試算として。
 
 

計算してみると、
三本柱があった方が、
売り上げが極端に減るリスクは減りますね。
 

ただ、
売り上げを100%維持できる確率も減るんですね。
 
 

もし、
この度の状況にも左右されない
よっぽど確かなお客さまがあるならば、
一社の方が売り上げを維持できる確率が高い
 

ということかもしれません。
 
 

あくまで机上の計算ですが、
いろんな考え方があってもいいんじゃないかな。
 

今が一本柱なら、
三本柱にしとけばよかった!って考えるんじゃなくて、

どうせなら、今のいいところを探しましょ。
って話です。