敵の敵
先週、お客さまと雑談をしたときの一言から
考えたことを書きます。
「敵の敵は味方ですよね。」
強大な存在がいる場合、
それに対する者同士で手を組みあう。
例えば?
・平家に対する、源氏(頼朝と義経)
・与党に対する、野党。
・上司に対する、部下。
その存在が敵かどうか、という組み合わせもありますが、
部下同士で飲みながら、 上司の愚痴で盛り上がって、 なんとなく、仲良くなる。
みたいな。僕も経験があります。
共通の敵
その、共通の敵がいなくなったとき、 味方だった人たちって、どうなるんだろうね?
というのが本題。
平家を打倒してからの
源頼朝と源義経は、互いに争う関係になりました。
連合した野党が選挙で勝った場合、
手を組んだ野党ってどうなるんだろう?
上司がいなくなったとき、
部下同士は?
部下の一人が上司の立場になったとき、
その部下が共通の敵の立場になるんだろうか?
うまくいっていない例だけを取り上げた感じはします。
実際のところ、どうかという検証はしていませんが、
敵の敵は味方というのは、
マイナスの関係でのつながり。
ということを考えると、
うまくいかない例の方が多いんじゃないかと思います。
昔は仲良くしていたけど、今はうまくいっていない。
という関係があるとしたら、
こういう一面もあるかもしれません。