進まない会議にありがちなこと

目次

バランス

わかる部分だけを追いかけると、
全体的なバランスは崩れる。
 

会議とかで報告したことについて質問を受けると、
わかるように答えようとするので、

具体的だけど、部分的な回答になりがちです。
 

その答えに対してさらに質問があると、
さらに具体的だけど、部分的に。
 

こういうことが繰り返されるうちに、
そもそもの報告のことがどっかに行ってしまう。

何の話だったのか
わからなくなってしまう。
 

こういう会議を経験したことがあります。
 
 

全体と部分

たとえば、
カレーを作ろうとしているとき、
 

「野菜は何をいれようか?」

「にんじんだったら冷蔵庫にあるよ!」
「にんじんってどうやって切るの?」

「僕は1cm角に切って、
 とけてなくなるまで煮るよ」
「僕はにんじんはごろごろしてる方がいいんだけど。」

・・・

カレーには何を入れるかは置いてきぼりで、
にんじんの話ばっかり。
 

にんじんをどうするかは決まるけど、
カレーはできそうにありません。

みたいな感じ?
 

具体化していくから、
話が進んでいるようで、

課題はぜんぜん解決していない。
 

そもそも何の話をしていたのか、
一度、話を元に戻すことも必要です。
 
 

欲しい答え

それから、もう一つ。
課題が解決しないとき。

質問をする人は、ひょっとしたら、
欲しい答えがあるのかもしれません。
 

カレーには
ブロッコリーを入れたいんだけど!

みたいな。
 

こういう時は、
その答えを引き出すために
質問を繰り返しているということもあるかも。
 
 

会議で話が進まないときの
原因を二つほど。
 

参加する人の気持ちや考えに
左右されます。