教える側もいっぱいいっぱい

目次

一緒に頑張る

週末は頑張る長男と一緒に
僕も算数の問題を解いてます。

たまに僕も分からない問題が出てくるから
5年生の算数、なかなか手ごわいです。
それでも、
一度は解いてみないと、
ちゃんと説明をできないなーと感じています。

解説を読んでもなかなか理解できないこともあって、
大変です。

小学生のころ

この連休に、ふと思い出したことがありました。

僕が小学生のころ、
父が妹に勉強を教えていたことがありました。

たしか、そろばんだったかな。
なかなかうまくいかない様子の妹を目にして、
僕が

「算盤より、暗算したほうが速いやん」

って声をかけたら、
父からたいへん叱られました。
なんでこのことを思い出したのかわからないのですが、

思い出しついでに、叱られた理由を考えてみると、
二つばかり思い当ります。

一つは
・妹の頑張りを否定したから。

なかなかうまくいかなくても
算盤で計算することを頑張ってるんだから、
その行為を否定してはダメ。

もう一つは
・父の頑張りを否定したから。

なかなか上達しない妹に
父もできる限り教えていたでしょうから、
その頑張りを否定したらダメ。
こういうことだったのかな。

指導もいっぱいいっぱい

とくに後者。
なかなか上達しない相手に対して教えることは
自分の教え方を試されているように感じます。
できる限り教えているのに
教えている相手になかなか結果が出ないとき、

「自分の教え方は正しいのか?」
「もっといいやり方があるんじゃないか?」
って、
自分の教え方への疑問がわいてきます。

 

でも自分には、
今以上のやり方はわかりません。できません。
この時に、第三者からかけられる安易な言葉。

教えている自分自身への評価とも受け取れてしまうと。
成果が出ていないときほど、
掛ける言葉は気をつけたいです。

特にその指導者への言葉を。