「紙とえんぴつで学ぶアルゴリズムとフローチャート」出版記念講演会

「紙とえんぴつで学ぶアルゴリズムとフローチャート」

出版記念講演会を開催しました。

目次

講演会


本に込めた思いとか、本を書いて発見したことなど

たっぷりとお伝えしました。

たっぷりと話したつもりが、予定時間の半分で終わってしまいましたが、

ま、それも想定範囲。

残り時間でワークというか、

フローチャートに関するゲームをやっていただいて、

無事、予定時間を終えられました。

お伝えしたこと

お伝えしたのは3点です。

  1. 本質をとらえた表現
  2. 全体と部分
  3. 覚えることと身につくこと

特に3つ目「覚えることと身につくこと」をたっぷりと。

※予定時間の半分ぐらいで。

内容は省略しますが、

  • 覚えることは評価しやすい→指導しやすい
  • 身につくことは評価しにくい→指導しにくい

本を書いているうちに、このような関連が見つかりました。

「なんで、プログラミング『言語』の教材が多いんだろう?」

という疑問の答えです。

覚えること、身につくこと

「覚えた?」「やってみて」
「できたね。」

「OK」「じゃ、これもやってみよう」

「・・何でできないの!?」「さっきのを応用したら簡単でしょ!?」

覚えたことは一つのパターンだけ。

考え方が身についていないから、

応用は難しいし、新しく一から作ることはもっと難しい。

こういうことです。

なので、身に付けてほしいことは

  • たくさん考えてもらって、たくさんやってもらうこと
  • 一つ一つの結果を、評価をすること
    模範解答以外の答えでも正しければ正しいと評価すること

こういうことが必要です。

「身に付けること」には、

指導する側もたくさん手がかかって大変なんです。

それでも、身に付けてほしいから頑張ります。