苦労話を聞く時間
お客さまのところでの
ベテラン社員さんに苦労話を聞く時間。
苦労したこと、トラブルなどを乗り越えたことが
この方の今を作っている。
過去と今をつなぐ。
そんな話を聞けるのがとても面白いです。
先日お聞きした話を、
メルマガに書いていいと言っていただけたので、
書かせていただきます。
バブルのころの話
バブルのころ、仕事は山ほどあった。
注文の電話が途切れることはなかった。
断ることができない状況だったので、
常にいくつもの仕事を同時に抱えている状態。
- 絶対にやらないといけない仕事。
- 一人では回しきれない仕事。
- 電話を受けてからお金をもらうまで、
一人でやらないといけない仕事。
こういう仕事をたくさん経験したから、
- 日程調整がうまくなった。
→口八丁になった。 - 同僚や協力会社に頼むのがうまくなった。
→関係が強くなった - 資料作りも覚えた
→手書きだったから、覚えることも多かった - 一人で全部できるようになった。
→今でも一人で全部できる
これだけの経験を若いときに積んだから、
今でも、
忙しくなると、面白い。
断らずになんとかしたことが、
今でもお客さまとの関係になっている。
仕事量が人を作った
「仕事量がこの人をつくった」
そんなふうに感じました。
仕事のしかた、身につけた技術、
仕事に対する考え方
など。
こんなふうに、人の成り立ちを聞く、
苦労話を聞く時間。
僕も聞いてて楽しいし、
話をされる方も楽しそう。
話を聞いた若手に、
何かのきっかけになってくれたらと思います。