勝てない・・
先日、
母から言われたことを思い出しました。
僕が小学生のころ、
父や兄と将棋をよく指して負けたときに、
「本の通りに相手が指してくれないから、勝てない」
って母にグチってた。
という話。
僕は昔から将棋は好きで、
将棋の本もいくつか買ってました。
その本に書かれた棋譜の通りに駒を動かして、
プロの将棋を再現してました。
※めっちゃ楽しかったです。
定跡
いろんな棋譜を再現していると、
序盤の定跡がわかってきて、
僕は、
「プロが指した手なんだから」
「序盤はこう指すもの」
って思ったんでしょう。
それが高じて
「序盤はこう指してくれないと困る!」
になったんだと思います。
結果、
父や兄がその通りに指してくれなくて、負ける。
ということを繰り返していたようです。
定跡通りに動いてくれない
本で学んだ僕の方が弱い。
という結果。
ま、当たり前ですよね。
その後、自分で考えて指せるようになったら、
少しだけ勝てるようになってきました。
定跡通り、セオリー通りに
相手が動いてくれるとは限らない。
プロがやっているんだからと
指す手だけを真似ても勝てるとは限らない。
そんなことを学んだのかな。
って思います。今、思うと。