アルゴリズムを書く理由

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アルゴリズム

昨日のプログラミング教室で

生徒さんから
「最初にアルゴリズムを書いてるんですが、
プログラムを書くときにはアルゴリズムを見ていないんです。

アルゴリズムをちゃんと書かないとダメですか?」

というご質問をいただきました。

 

お伝えしたことは、

「プログラムを書くときに、アルゴリズムを見ないとダメ。
ということはありません。

アルゴリズムを書いておくと、
プログラムを書くときにブレが少なくなります。」

 

伝えるワーク

これを、どうやって伝えようかと考えて、
ワークをやってもらいました。

ちょうど、その時に参加されていたのは
九州の方と四国の方。

 

「九州の方が四国の方に会いに行くにはどうしたらいいか?」
ということを書き出してもらいました。

※ここでは書きませんが、具体的な駅名で。

 

やっていただいたら、
九州新幹線に乗って、岡山駅で乗り換えて、バスで四国へ。

朝の10時に出発して到着は17時。

 

「7時間もかかるのか、たいへん」

「岡山駅の乗り換え、あんまり時間がないですね。
電車からバスなので、事前に調べておかないと危ない」

という感想が出てきました。

 

 

アルゴリズムが必要なとき

この行程、
新幹線とかバスに乗りっぱなしのあいだはいいんです。

 

寝てても目的地に連れて行ってくれるから。

 

そうじゃないところ、
乗り換えとか、どの電車に乗るとか、待ち合わせとか。

そういうところを事前に決めておかないと
ちゃんと時間までに目的地につかない危険性があります。

 

 

プログラミングも順調な時はいいんです。

 

手が勝手に動いてプログラムを書いてくれます。
そうじゃない時、

 

「どうやって書けばいいんだっけ?」
って迷うときがあります。

このときのためにアルゴリズムは書きます。

 

 

事前に迷いそうなところ、
難しいところを見つけて、考えておきましょう。

 

ということです。