夏目漱石は難しい

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主語と述語

長男がやってる国語の問題集に
主語と述語を見つける問題があります。
 

ときどき
ややこしい問題があって、僕が考えても難しい。

「彼こそこの仕事にふさわしい人物だ」
「あの失敗のせいでこんな結末に」

こんな問題を前にして、

「これが主語だろうか?
 あれが述語じゃないか?」

長男と一緒に考えたりしてます。
 

それだけ難しいことをやっている
と自信につながってたらいいなぁと思います。
 

訓練する理由

この問題集のなかに、
こういう訓練をする理由が書いてあったんです。
 

引用させていただくと

 今までは、何のために主語と述語を意識するトレーニングをしてきたのか、
ピンとこなかったかもしれません。
 そこで、これから「名文」に挑戦していきます。
文学的文章は、飾りが多いことがあります。人間に例えれば、美しく着飾った
女性ですね。でも、どんなに複雑に見える文でも、要点となる
「主語」と「述語」さえ捕まえれば、スッキリと理解することができるのです。

実際に、夏目漱石の随想として

先生の生活はそっと煤煙の巷に捨てられたギリシアの彫刻に
血が通いだしたようなものである。
雑踏の中に己を動かしていかにも静かである。

 

うーん、難しい。
 

パッと見て理解しようとする

この文章、
一読しただけでは理解できませんでした。
 

僕も何年も、難しい文章を読んでこなかった
影響でしょうか。

理解力が備わっていないことも気になるんですが、
 

「ぱっと見て」理解しようと思っちゃうんです。
じっくり読むということをしなくなってるんです。

そんなことにも気づきました。
 

楽しい方を、楽な方法を
選んでしまっているなぁと

ちょっと考えさせられました。
 

国語の勉強と、
影響の勉強と。

学ぶことが多いです。
 

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