図面の外側

目次

理解

製造業のお客さまの社員さんが日報に
書かれていました。

「加工する部分の構造を理解していると
 加工ミスはある程度防げます。」

 
自分たちが作っているのは部品。
 
その図面だけを見て加工をするよりも、
周辺の部品とどのように組み合わされるか、
 
ひいては、
最終的にどのような形状になるのか、
どういうふうに使われるのか。
 

そのような理解ができていると、
加工のミスが減る。
 

理解がないと、
図面に指示された通りの加工をするしかない。

図面の見落とし、見誤りがミスに直結してしまう。
 

とのこと。
 
 

共感

二つの点で共感しました。
 

一つは、
プログラマーとしての経験から。
 

経験が増えるにしたがって、
自分の担当だけでなく、システムの全体を把握できるようになり、
開発のミスが減ったように思います。
 

減ったというか、
ミスをしても自分で取り戻せるようになったというか。
 
 

もう一つは
ウェブ開発の初心者として。
 

ウェブ開発を始めたばかりの今、できることは、
マニュアルに書かれている通りに進めることだけです。
 

書かれた通りにやってみて、書かれた通りの結果になれば御の字。

書かれた通りの結果にならなければ
そこから進みません。
 

一つ一つやっていることの結果が、
どことどう結びつくのかわからないから、
ミスを取り戻すことができません。
 
 

もう一度最初からやり直すか、
他のマニュアルを見て、やっぱり最初からやってみるか。

今、こんな感じです。
 
 

不安なまま

まあ、
うまくいかない経験をしたり
最初から何度も繰り返したりする中で、

だんだん理解してくるものだと思います。
 
 

でも今は、わからないまま進めている状態。
不安なものですね。