気になる棒

順位調整器

小学校の授業参観に行ったとき、
階段と廊下の間、頭の上ぐらいに

棒みたいなのが出ていて、

「順位調整器」

と書いてあったんですね。

 

「火事の時に役に立ちます」

って。

 

何だろう?って考えて、周りを見回したら
防火扉。

「火事」「防火扉」「順位」ってことは、
扉が閉まる順番を調整する器具かな?

って思って調べてみたらビンゴ!でした。

 

ちょっとうれしい。

 

ちょっとした仕掛け

仕組みは、

順位調整器が後から閉まるべき扉を支えておいて、
その間にもう一方の扉が閉まる。

閉まるときに順位調整器が動いて、もう一方の扉も閉まる。

というもの。

 

説明ムズイ。
詳細はググっていただいたら。

 

ちょっとした仕掛けなんです。
パッと見、棒にしか見えない。

そのちょっとしたことで

 

火事の時、
防火扉をきっちり閉じることができる。

⇒延焼を遅らせることにつながる。

防火扉がきっちり閉じるのを
人が見守らなくてもいい。

⇒早く逃げられる。

という大きな効果を生むんです。

 

ちょっとしたこと、アイデアが大きく役に立つ。

テコみたいな。
いいなぁと思います。