読書感想文「文庫本は何冊積んだら倒れるか」

新刊図書

三宮にある神戸市勤労会館に行くことが
月に何度かありまして、

空き時間に一階の図書館で、
新しく入った本の一覧を眺めるのが好きです。
 

どんな本が流行ってるのかなーって。

大人向け、子ども向け、
ビジネスから小説までいろいろあります。
 

たまに面白そうな本が見つかると、
姫路の図書館で借りて読みます。
 

 
堀井 憲一郎さんの
「文庫本は何冊積んだら倒れるか」
も、その一冊。

タイトルを見た瞬間に読みたくなりました。
 

ゆるーく調査

ホリイのゆるーく調査
というサブタイトルにある通り、

ほんとうに小さなゆるーい調査
+エッセイ。
 

・文庫本を何冊積んだら倒れるか
・川端康成の小説の解説を一番たくさん書いたのは誰か
・一番背の高い文庫はどこの出版社か
・片手で文庫本を読んでみる
・100年で漢字率はどう変わったか

などなど、全部で50ネタ。
ほとんどが文庫ネタ。

よく思いつくなぁと感心しきりです。
 

ちなみに、
二番目に高く積めた文庫は
講談社文庫で58.8cm。

著者調べ。
もちろん公式記録ではありません。
 

たまに、
文庫や小説に関する深い知識が垣間見られて
おっ、って思いますが、

基本的には、本当にゆるーく。

文庫、小説に対する知識や思いが伝わってくるような
本でした。
 

誰かの何かに対する、すっごいこだわり。

こういうの、読んでて楽しい。
 

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